
- 一宮消防署本署第1課救助係
(高度救助隊)一宮消防署本署 第1課救助係(高度救助隊) - 2019年入庁職員(消防官)
責任と誇りを胸に、現場の
最前線で人の命を助ける!
責任と誇りを胸に、現場の
最前線で人の命を助ける!

一宮消防署の仕事内容について
教えてください
一宮消防署の中でも、指揮係、警防係、救急係、救助係の4つに分かれています。
指揮係は現場の指揮管理、警防係は消火活動、救急係は救命処置、そして私の所属する救助係は、火災現場や交通事故現場などに取り残されてしまった要救助者を救助することが主な役目です。

消防官をめざしたきっかけは?
小さいころに消防官の訓練を見学し、純粋に“かっこいいな!”と思ったのが原点です。学生時代はラグビーに打ち込み、将来は自分の体を使って人の役に立つ仕事ができたらと考えていました。消防署の救助係になれば、現場の最前線で人命救助ができる。そんな思いから消防官を志望しました。

救助係になってどのくらいですか?
今年配属されたばかりです。その前の5年間は尾西消防署に所属していました。尾西消防署では、救助技術大会のチームメンバーとして、全国大会出場を目指していました。
その結果、東海地区大会で2位に入り、全国大会へ出場することができました。そういった頑張りを認めてもらえて、念願の救助係に配属されたと思っています。

勤務体系や職場の雰囲気を
教えてください
消防官は特殊な勤務体系で、朝8時30分から24時間勤務します。その間、署内のメンバーとは寝食を共にしながら、出動に備えます。そのため、信頼関係がとても大切です。お互い気を配りながらも自分の意見を言える、いい環境の中で仕事をさせてもらっています。
24時間勤務というと大変な仕事に感じるかもしれませんが、勤務時間の中には、休憩時間や仮眠時間もあります。また、24時間勤務の当務以外に非番日や週休日があるため、趣味に打ち込んだり、積極的に育児参加したりと自分らしい生き方ができるのも魅力の一つだと思います。

消防官として一宮市で働くやりがいは?
家族と暮らすこのまちを守るという使命感はもちろんのこと、もう一つ、高度救助隊の存在も大きいですね。高度救助隊は愛知県内でも限られた都市にしかなく、一宮市は中核市に指定されたことで発足しました。
「高度救助隊」とは、高度な知識と専門技術、特殊な資機材を駆使し、火災や交通事故、自然災害などあらゆる災害で人命救助の最前線で活動する部隊を指します。
一宮市には木曽川があるため、水難の救助活動に携わることができるのも、消防官としての経験につながると考えています。
また、県外からも、大きな災害があった時には出動要請がかかることもあります。
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